今回はさまざまな製品に使用されている牛革について、
時計バンドの視点からお話しいたします。

■牛革の種類
【カーフ】 生後3～6カ月以内の子牛
【キップ】 生後約2年までの中牛
【ステア】 生後2年以上の成牛
※牛革の一般呼称として、「カーフ」が用いられることもあります。

カーフは牛革の中で最高の価値があり、表材はもちろん、ハイグレード品の裏材にも使用されます。
キップやステアは、鞄や小物で頻繁に使用されます。

■表面加工
牛革はさまざまな加工が可能なため、商品のデザインも多様です。
【スムース】　　　表面が滑らかな仕上げ
【型押し】　　　　ワニやトカゲに似せた型押し柄や、デザインとしての柄仕上げ
【シュリンク】　　革を縮めて、シボを出した仕上げ
【スエード】　　　革の裏面を擦って起毛させた仕上げ

スムースは牛革本来の魅力が活きやすく、多くの牛革製品に用いられています。
シュリンクは個性的な外見・肌ざわりが魅力です。
型押しはワニやトカゲの柄が牛革で表現されており、安価で各柄を楽しむことができます。　

革製品の代表となっている牛革は、時計にもさまざまな個性を演出してくれます。
当サイトにおいても、バリエーション豊かな牛革バンドを取り扱っておりますので、ぜひお楽しみください。